ひな人形
数多くひな人形を取り揃え
人形の藤娘は、新作・段取り・新王飾り・収納飾りはもちろん、
木目込みやケース人形まで多数取り揃えており、また、藤娘ならではのひな人形も多く展示しております。
飾るスペースにも対応する、大小様々なサイズも御座います。
この機会にお子様の成長と幸せを願い、藤娘のひな人形をまずはご覧頂き、是非ご相談下さい。
専門のスタッフが皆様のお越しを心よりお待ちしております。
<店内展示期間>10月上旬~3月上旬
おひなさまとひなまつり
「ひなまつり」の原点は、平安時代の初め頃、宮中の幼い姫たちの人形遊び「ひいな遊び」と三月上巳(最初の巳の日)にお祓いをした人形(紙や草で作った形代)を川などに流して、一年間の無病息災を願う「流し雛」の風習が結びついたものが起源だと言われています
江戸時代には、工芸的に立派な人形が作られるようになり男女一対の人形を『おひなさま』と尊んで、三月三日にこれを飾り、季節の食べ物などをお供えして女性達が無事健康に過ごせる事を願うようになりました。
また、『おひなさま』のお祭りということから、その日を「ひなまつり」とも呼び、江戸時代中期頃からは、女の子の誕生を祝い、健やかな成長と将来の幸せを祈る風習も生まれました。これは男女一対のおひなさまの美しく仲睦まじい姿に女の子の幸せな結婚を重ね合わせたものでもあり、その高貴な姿やきらびやかな道具の数々にも女の子の幸せな人生を願う気持ちと豊かな生活の憧れが込められているのです。
女の子が健やかに、可愛らしく育ちますように、病気や事故なく幸せな人生を過ごせるようにとの願いが込められた「ひなまつり」は、周りの人たちの温かな想いが形となったものであり、子供の誕生を心から喜び、祝う日本の伝統行事の一つとなって現在も伝わっています。
雛(ひな)人形紹介
ご希望のお人形やお道具を
ご予算に応じて自由に組み換え頂けます
人形の藤娘では、屏風や飾り台、お人形、お道具の組み合わせをお客様の要望やご予算によって自由に変えることができます。
組み合わせについては専門スタッフが丁寧にアドバイスさせて頂きます。
組み換え例1
屏風・飾り台を変更
お人形やお道具はそのままでも、全く別のひな人形のように印象が変わります。
組み換え例2
お人形を変更
屏風・飾り台・お道具はそのままで、お人形を京雛に変更することも出来ます。
ひな人形と
市松人形の密接な関係
ひな人形は女子の人形遊びから節句の儀式と結びつき、その風習が広まり、一生の災難を人形に身代わりしてもらうという意味をもち雛祭りに変わっていったとされています。これと同様に市松人形も同じ様な時代背景を持ち、現在ではひな人形も市松人形も子供の健やかな成長を願い、ひな祭りの際、一緒に飾る物として定着しています。
こういった背景から、市松人形は出産祝いの贈り物としても多く利用されています。
この機会に雛人形と市松人形を一緒に飾ってみてはいかがでしょうか?
ひな人形の
「飾付け・片付けサービス」
ひな人形の飾り付け・片付けが難しいという方のために飾り付け・片付けサービスを行っております。
また、当店でひな人形をご購入頂いたお客様は、初回に限り無料で飾り付けサービスを致しております。
その他にも修理・供養などのサービスも行っておりますので、詳しい内容は4つのアフターサービスページを御覧ください。
人形の藤娘では、節句人形に関して正確な知識を持った
節句人形アドバイザーがお客様のサポートを致します。
節句人形アドバイザーとは、日本人形協会認定の資格者で、節句行事や節句人形に関すること(制作工程や手法技術、歴史的背景)等なんでも熟知している、公的に認められた節句人形販売のプロのことを指します。
人形の藤娘では、節句人形アドバイザーが信頼のおける知識を持ってお客様のサポートをさせて頂きますので、安心してお人形選びを行うことが出来ます。
人形の藤娘 節句人形アドバイザー
『心』の文化を次の世代に
日本人形協会認定 節句人形アドバイザー
小田 洋史
日本には、世界に誇れる文化があります。
「桃の節句」や「端午の節句」などの節句文化もその中の一つです。
子どもたちの成長や幸福を願って祝う節句文化は、古来から受け継いできた日本の大切な『心』だと思っています。
その『心』の文化を次の世代に継承できるよう志しています。
『祈り』を未来へ
日本人形協会認定 節句人形アドバイザー
森脇 弘典
人形には、古代からの長い歴史と子供の健やかな成長を願う親の祈りがあります。
大切なお子様のお守りとして初めての節句には人形をお飾りください。
ひとりひとりのお部屋に合わせて、アドバイスを致します。
子どもたちの笑顔あふれる未来であるように願っています。
接客は一期一会で
日本人形協会認定 節句人形アドバイザー
小倉 香織
お客様との出会いは毎回、そのお客様にとっては一生に一度ということを肝に銘じて、ご満足いただけるような接客を心掛けています。
ひな祭り・ひな人形について
よくあるご質問(Q&A)
- 初節句・桃の節句とは?
- 女の赤ちゃんが生まれて、初めて迎えるお節句(三月三日のひな祭り)を、初節句と言ってお祝いします。生まれたばかりの赤ちゃんが、健やかに育ちますように願いを込めてお祝いする行事で、江戸時代から続いているならわしです。
三月三日のひな祭りは、ちょうど桃の季節なので、桃の節句という美しい名でも親しまれています。 - なぜひな祭りにはひな人形を飾るの?
- ひな祭りの原形は、平安時代のお人形(ひいな)遊びと、簡素な人形(ひとがた)に自分の厄(やく)や災いを移して川や海に流した 流し雛(ながしびな)の行事が結びついたものです。
ひな人形を飾ることは、ひな人形が身代わりとなってくれて、その子に災いがふりかからないようにとの願いを込めて飾るものです。 - ひな人形は、誰が買うの?
- 古くは嫁入り道具のヒナ型として婚家へ贈ったという歴史もあり、お嫁さんの実家から贈るのが一般的ですが近年では、両家どちらかにこだわらず、可愛いお孫さんのために購入されることも少なくないようです。
また、ひな人形には前述のような意味がありますから、おじいさんやおばあさんが心を込めて選んで贈ってあげて下さい。
親戚、友人は、つるし雛やケースに入ったわらべ人形、御所人形、市松人形などを贈ることが一般的です。 - ひな人形は、いつ頃購入するの?
- 初節句を迎えられる一月初旬から二月中旬(遅くともお節句の一週間前)に購入されるのが良いでしょう。
- お母さんのひな人形を子供に譲っても良いの?
- ひな人形は、その子どもの成長と幸福を祈るものですから、基本的には一人一人の人形と考えられます。
- 次女、三女が生まれた場合はどうすれば良いの?
- 出来れば次女、三女にも、それぞれのひな人形を用意したいものです。
しかし、それが無理な場合は、それぞれ何かその子の記念になるような人形を買い求めてあげましょう。そして、ご家庭にあるひな人形と一緒に飾ってあげるのも良い方法でしょう。 - ひな人形を飾る時期はいつからいつまで?
- 立春(二月四日)頃から二月中旬にかけて、遅くともひな祭りの一週間前までには飾りたいものです。
また、ひな人形の片付けでよく言われるのが、三月三日を過ぎるとお嫁に行けなくなると言われますが、一説には「いつまでも片付けが出来ない子は、お嫁にも行けませんよ」という昔からの戒め(いましめ)の意味もあり伝えられているとも言われています。
地域にもよりますが、慌てずその年の旧暦で三月三日までの天気の良い空気の乾いた日を選んで片付けて下さい。天気の悪い湿気の多い日に片付けるとカビや虫食いなどの原因になります。 - ひな祭りは、どのようにお祝いするの?
- 本来はひな祭りの当日ですが、前の晩(宵節句(よいぜっく)といいます)にお招きしてお祝いするのも良いでしょう。両家の両親やお祝いを頂いた方々、普段親しくしている方達を招きます。ひな祭りのお祝いは、お母さんの心づくしのご馳走でお祝いして下さい。
ひな祭りのご馳走は、ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、菱餅、ひなあられ、白酒がつきものです。ちらし寿司は海老(長寿)、蓮根(見通しが利く)、豆(健康でまめに働ける)など縁起の良い、春の彩りを思わせる具材を盛り込んで、祝いの席には欠かせないものです。
ハマグリの貝殻は、対になっている貝殻でなければ、合うことはありません。このように、一生一人の人と添い遂げ、いつまでも仲の良い夫婦になるようにという願いが込められた縁起の良いものです。
菱餅は紅、白、緑の3色の餅を菱形に切って重ねたお餅です。紅は「魔除け」、白は「純粋」、緑は「健康」を意味する説と、紅は「桃」、白は「雪」、緑は「草・大地」で「春には、雪下の大地から草が力強く芽生え、桃の花が咲く」という縁起の良い意味が込められています。紅の餅は血流促進作用があると言われるクチナシで色を付けており、白の餅には滋養強壮の効果があると言われるひしの実を入れ、緑の餅は浄血作用があると言われるよもぎを混ぜています。菱の形にも魔や災厄を除ぐ縁起の良い形であると言われています。
ひなあられは、紅(春)、緑(夏)、黄(秋)、白(冬)と四季を表しており、一年幸せに過ごせますようにとの願いも込められる意味もあるそうです。
白酒は、長寿や厄除けの物であると伝えられています。これらの食材には、古来より娘の健康と健やかな成長を願う、家族の気持ちが込められています。 - 初節句のお祝いのお返しはどうしたら良いの?
- 初節句のお祝いを頂いたら、内祝いとしてお子さんの名前で一週間以内にお返しをしましょう。
お祝いの手紙に、お赤飯や紅白の角砂糖を添えて贈るのが本来の形です。
昔は〝雛の使い″といって紙雛を付けてお返しの使者にしたのですが、近年では赤ちゃんのスナップ写真をつけて贈り、成長を見てもらうことも喜ばれるのではないでしょうか。ただし、お祝いを頂いた方達をお祝いの席に招待出来れば、お返しの必要はありません。 - ひな人形の飾り方は?
- 下記をご覧下さい。
ひな人形「七段飾りの飾り方」
ひな人形「親王飾り・収納飾り・三段飾りの飾り方」
また、人形の藤娘では、「飾り付け・片付けサービス」をご案内しております。 - ひな人形の片付け方と保管方法は?
- 下記をご覧下さい。
「ひな人形の片付け方(しまい方)」
また、人形の藤娘では、「飾り付け・片付けサービス」をご案内しております。 - 役目を終えたひな人形はどうすれば良いのでしょうか?
- 飾らなくなった人形や愛着のある人形は、むやみな扱いが出来ないものです。
人形の藤娘では、「人形感謝祭(供養)代行サービス」をご案内しております。