五月人形
兜飾り
兜を中心にコンパクトに整った飾りは、飾る場所も色々選べる人気の高い一品です。
鎧名称・紹介 | ||
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あ |
竜頭(りゅうず)竜の形をした前立物です。 |
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い |
鍬形(くわがた)鍬をかたどったところから由来します。兜の前面につけ威厳を添える前立物です。 |
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う |
八幡座(はちまんざ)兜の天辺の穴の周縁を飾る金物のことです。 |
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え |
星(ほし)鉢を形成する鉄板を接ぎ留める鋲を、鉢の表面に出したものです。 |
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お |
覆輪(ふくりん)金・銀・錫(すず)などで縁取りし、飾りや補強としたものです。 |
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か |
篠垂(しのだれ)兜の八幡座から、鉢の前後または左右などへ数本垂らした筋金です。 |
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き |
鍬形台(くわがただい)鍬形を支えるために眉庇に取り付けた台です。両端に獣の角等を想わせる一対の装飾を取り付けるのが一般的です。 |
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く |
吹返(ふきかえし)兜の左右両端から正面に向けて折り返した部分です。 |
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け |
眉庇(まびさし)兜の額の庇(ひさし)の名称です。雨や陽光を遮ると同時に額を守る役割も担っています。 |
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こ |
錣(しころ)鉢から垂れ下がり後頭部や首周りを保護する部分です。 |
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さ |
忍緒(しのびお)鉢に取り付け頭部を固定するために顎で結ぶための緒です。 |
お道具名称・紹介 | ||
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1 |
飾り台(かざりだい)鎧・兜やお道具を飾り付ける台です。 |
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2 |
屏風(びょうぶ)五月飾りの屏風には豊富な種類があります。 |
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3 |
弓(ゆみ)魔除けの為に飾ります。 古来より日本では弓には妖魔を退ける力があるとされています。 |
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4 |
太刀(たち)魔物は光ものを嫌ことから弓同様、魔除けの為に飾ります。 普通の刀とは違い儀式用なので、柄を下に向けて飾りつけます。 |
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5 |
袱紗(ふくさ)兜を置く芯木(しんぎ)にかけます。 柄が入っているものは柄が正面に来るようにします。 |
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6 |
唐櫃(からひつ)鎧や付属品を収容・運搬・展示するための箱です。 |